わたなべデンタルクリニック渡部智浩院長

渡部智浩院長
1979年 東京生まれ
1998年 札幌市立旭丘高等学校卒業
2008年 北海道大学歯学部卒業
2008年 北海道大学病院歯科診療センター勤務
2008年 北海道大学第二補綴学教室入局
2009年 札幌市内M歯科 副院長
2011年 札幌市内N歯科 院長
2017年 わたなべデンタルクリニック開院

 

当社との接点 開業地決定の経緯

当社とは、メーカー主催開業セミナー受講時のご挨拶を経て、大学同期DR新規開業の資金調達先として当社を検討していた経緯をご存知で、融資コンサル内容をある程度把握されていたため、地方銀行の他に当社へも融資相談いただきました。院長として勤務していたクリニックから相当数の患者を引き継げる地理的条件と、交通量の多い道路の交わる視認性に優れた立地、自由度が高く理想とするクリニックを起業できる土地開業を目指し独自に開業地探索されてきました。

 

現開業地に決めるべきか迷われている最中、札幌市内では希少な前面六叉路で交差点が広いことから視認性が良く立地のみで広告宣伝となり得、将来に渡りその効果が期待できる付加価値、今後同様ロケーションの土地は探索困難とコンサルし開業地決定を推薦しました。開業まで10回程度打合せしていく中で、先生は分院長として勤務先クリニックの設備老朽化から理想とする診療実現との乖離を実感されており、種々勉強会やスタディーグループに積極的に参加され、患者への情報開示、歯科医院としての衛生環境を重視するという構想をお持ちでしたので、CTや水消毒システム、マイクロスコープ等は必須とのお考えから、具体的な診療機器選定は既にされておりました。

 

しかし、自身のクリニックとして理想とする診療と、歯科事業の実現可能性はいわば別であり、キャッシュフローを意識した開業と歯科経営が必要であると、銀行員であった御父様より開業を検討する以前より助言があったことや、当社からも元金据置返済の重要性やその効果を提案させて頂くなど認識を共有し少しでも不安払拭となる提案をさせて頂くと同時に、歯科事業の実現可能性は融資支援できるか否かに直結するため、周辺居住人口から来患予測数を算出し、それを元に事業計画を作成すると、来院患者は見込めるものの、土地購入から診療所建物、設備にいたる理想を全て考慮すると投資額過大となり生計費確保に懸念がある計画となりました。

 

そこでまずは御父様助言の通り、資金調達は長期借入としキャッシュフローの影響少なくすることと、立ち上がりは特に医院認知不足から来院は見込めない懸念を事業計画書を作成しご家族へも説明、開業前後6ヶ月程度の運転資金確保の必要性、投資圧縮案として4台目ユニットとマイクロスコープは開業後立ち上がり状況をみて順次導入すること、住宅併用としない計画から一部のみ2階建てとし床面積縮小による金額圧縮をお願いしました。

 

結果的に建築費のみは価格圧縮にも限度があり圧縮目標をオーバーしてしまいましたが、将来の診療構想を元に拡張性を意識した医院設計に積極的に取り組んでいただきました。また、助成金や補助金の活用と、開業後の会計税務を担う会計事務所の紹介もお手伝させていただく中で、チラシ配布等の協力や業者紹介もご提案しましたが、先生自身で広告作成しポスティングされるなど、開業への意気込みやコストダウン意識の高さを感じました。

 

当社との接点 開業地決定の経緯

幸い予定時期での開業に漕ぎ着けましたが、業況確認のため定期訪問させていただいた際には、開業後の患者数の増加に反し、スタッフ少数により受け入れの調整には苦労されていました。スタッフ採用は求人に対する応募は少数であり採用に至らない、そのためユニットがフル稼働しトラブル時に対するゆとりがなく、滅菌対策に時間をかけられない等、課題を挙げていました。

 

そこで、現状の原価率過大の是正と、レセプト分析からもユニット増設は必要不可欠であることをコンサルティングさせていただき、会計事務所とも認識を共有の上、スタッフ確保できた時点でのユニット増設を提案。スタッフ採用にも目処が立ったことから、開業1年経過後に4台目ユニット、マイクロスコープの導入を行っています。立地に関しては、目論見通りに信号待ち等による歯科医院認知と駐車のし易さで広告宣伝効果が大きく、近隣住民のみならず患者通勤時に認知されて来院されるなど札幌市内全域から来患がある状況です。

 

また、理想診療の実施により開業後2ヶ月でレセプト100枚超、当初は元金据置返済は2年間でしたが、開業後1年経過で元金返済開始され、初年度自費比率20%となるなど計画を上回る状況で、開業2年目の現在は自費診療が売上の半数以上となる月もあるなど盛業中です。今後の診療スタイルとして先生が主体的に関与できる範囲で診療される意向です。具体的には、DR採用や分院展開はせず、設置スペースの都合もありますが、ユニッは現状4台とし、歯科衛生士はメンテナンスを主に診療される予定で、開業時には見送っていたCAD/CAM導入と歯科技工士の採用を決定しています。

 

開業および開業後に関して

ご家族からも歯科専門コンサル会社として歯科の現状や歯科特有の収支について適時助言してほしい旨依頼を受けており、先生からも今後の収支を確認しながら余力が出た段階で返済期間短縮も段階的に考えておられます。先生からは開業前後を通して「なぜ開業するのか、どうして開業したいのか、開業してどのようにしたいのかをしっかり考えることが一番重要である」との考えの元、

「イニシャルコストを小さくしてコンパクトに開業するのもメリットであるが最初の借入額が小さければ良いというわけではない。」、「デジタル化が進んでくるとどうしても更なる設備投資を行う局面が出てくるので、キャッシュフローをしっかり考えること。」、「ディーラー等周辺業者に任せっきりにせず、自分で一つひとつ解決していくこと、必ず自身が主導で考え、それに対してアドバイスをもらう形がよい。」

 

というお考えを体現されています。また、開業後一番大事なことは「スタッフを大切にすること。富の再分配を行うこと。」を定期訪問の際に常に仰っており意識して日々診療しています。

 

わたなべデンタルクリニック

〒004-0841
札幌市清田区清田1条3丁目6番37号
TEL 011-888-4618

http://watanabe-den.com/

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